定義
Combinatorial spread
The gap between $1.00 and the sum of best-ask prices across all multi-outcome legs.
Combinatorial spread
Combinatorial spreadは、マルチアウトカムの各レッグにおける最良売り気配価格(best-ask)の合計と$1.00との差です。各レッグの最安の売りを足して合計が$1.00未満になると、その差分がcombinatorial spreadであり、完全なセットを購入することで理論上取り得るギャップを示します。
In context
Polymarketのマルチアウトカム市場では各結果は相互排他的であり、公正価格の合計は$1.00になるはずです。実際にはCLOB上で各アウトカムに異なる最良売りが並ぶことがあり、もしΣ bestAsk(outcome_i) < $1.00であればcombinatorial spreadはプラスになり、完全なセットを買う(複数のリミット注文やFAK注文の組み合わせで実行する)ことで、決着後にCTFのredeemフローを使って勝ったトークンを$1.00で引き出す一連のintra-market機会を示します。
CTFが決済に使われ、PolymarketのRelayerがガスをスポンサーするため、combinatorial spreadを取りに行く運用上の手順は通常CLOBを通した注文配置と、必要な場合はRelayerやSDKを介したCTFのsplit/merge/redeemの実行を含みます。Polymarketのmaker手数料はゼロですが、taker手数料はカテゴリごとに変動するため、combinatorial spreadが実行および決済コストを上回るかを評価する際にはこれらを考慮する必要があります。
Risks and practical limits
combinatorial spreadは数学的な乖離ですが、リスクがないわけではありません。一般的な制約は次の通りです:
- Resolution risk: 結果はUMAのオプティミスティックオラクルを通じて決定されます。異議申し立てがあると決済が遅延したり変更される可能性があります。
- Slippage and partial fills: 実行中に最良売りが消えると、スプレッドが縮小または消失することがあります。
- Fees and builder attribution: taker手数料はカテゴリによって変動します(0%–1.8%の範囲)し、Builder経由でルーティングする場合はbuilder手数料が適用されることがあります。純粋なedgeを計算する際はこれらを見積もってください。
- Tick size and liquidity: ティックサイズは価格が極端な領域に近づくと($0.001まで)細かくなることがあり、流動性の薄い板では約定が予測しづらくなります。
- Settlement timing: 勝ったトークンをredeemするには決着を待つ必要があり、UMAの異議申し立てウィンドウを含めた時間がかかります。
See also
- edge