定義
Risk-defined
エントリー時に最大損失が既知かつ上限が定まっているトレード。
Risk-defined
リスク定義トレードとは、ポジションを取る瞬間に最大損失が既知かつ上限が定まっているトレードを指します。Polymarketのインラ・マーケット裁定の文脈では、通常、補完的なアウトカムのセット(バイナリ市場では YES と NO、マルチアウトカム市場では完全なセット)を購入し、その合計コストが $1.00 未満になる状況を指します。契約が通常通り決済されれば、そのセットは $1.00 で償還できるため、最悪の損失はエントリー時の現金支出を保証された $1.00 の支払いから差し引いた額になります。これは取引前に計算できる損失額です。
In context
Polymarket において、インラ・マーケットのバイナリおよび組合せ(combinatorial)裁定は、エントリー時点でリスクが定義されていると表現されることが多いです。完全なセットの算術が端点での払戻しを固定するためです:CTF の下で勝利したトークンを償還すると、償還可能なトークンごとに $1.00 が戻ります。しかし、名目上はリスク定義されたトレードであっても、実際にはいくつかの非理想的な事象により損失が発生する可能性があります。
- Resolution risk: Polymarket は UMA の optimistic oracle を使用します。紛争や遅延により清算のタイミングが伸びることがあり、稀に期待される払戻しが変わるような争点が生じる場合があります。
- Slippage and partial fills: リミット注文は部分的にしか約定しないことがあり、マーケット(FAK)注文ではスリッページが発生します。部分約定は、完全なセットではなく市場の実際のリスクプロファイルに晒される結果になることがあります。
- Fees and timing: テイカーフィー(カテゴリごとに変動)は実現払戻しを減らします。メーカーフィーはゼロですが、流動性を提供した場合にのみ適用されます。決済のタイミングやウォレット/リレイヤの問題がキャッシュフローに影響を与えることがあります。
- Smart-contract and operational risk: トークン転送、Relayer の挙動、または予期せぬコントラクトのバグが最終的な決済に影響を与える可能性があります。
See also
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